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第93回中央メーデー 3年ぶりにリアル開催
2022.05.06

 第93回中央メーデーは5月1日、全国200カ所以上の会場で開かれました。中央メーデーは、東京・代々木公園で3年ぶりにリアル開催(オンラインも配信)し、2900人が参加しました。

 中央メーデー実行委員会の小畑代表委員(全労連議長)が主催者あいさつし、ロシアのウクライナ侵略戦争を止め平和な国際秩序の回復、危険な大軍拡や核共有論ではなく「憲法を生かした平和な日本をつくる広範な国民の共闘」を呼びかけました。ケア労働者の賃上げをはじめ「要求に確信を持ち労働組合への結集を高め、運動をすすめていこう」と述べました。

 日比谷メーデー実行委員会の中岡全労協事務局長は「コロナ禍でみなさんと取り組んだ女性相談会や年越し相談村で、公助の必要性が明らかになった。誰も取り残されない社会にしよう」と連帯あいさつしました。

 日本共産党の志位委員長が激励あいさつし、平和のための三つの呼びかけなど話しました。

 ビデオメッセージでは、日本被団協の田中代表委員「ロシアに絶対に核兵器を使わせない。その前に全力で戦争は終わらせる」、愛労連西尾議長「最低賃金引き上げ、ケア労働者の大幅賃上げの世論を広げている」、福島原発訴訟の中島原告団長「11年たつが復興にほど遠い。被害が二度と起きない確かな道は脱原発だ」と寄せられました。

 決意表明は、自交総連の高城委員長「人の命をあずかる運転者に、良好な健康状態は欠かせない。白タク合法化阻止、労働時間短縮に奮闘する」、フリーランスの労働者を組織する出版ネッツの樋口委員長「消費税インボイスの実施中止、報酬10%増額を求める」と訴えました。

 集会終了時には強い雨となりましたが、人数制限のもと2900人が現地参加し、青山表参道までデモ行進しました。

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